MAMMUT PULSE Barryvoxを購入②

ビーコンの検討①

※注意※
以下は、あくまで私がビーコンを選択した経緯であって、私個人の独断と好みと天邪鬼的好奇心に満ち溢れた偏っているであろう考えに基づく判断であって、特定のビーコンを推薦している訳でも、反対にダメだと言っている訳では決して無い事を前提としてお読み下さい。本当にお願いします。


さて、ビーコンを買い換える事を決意しましたが、現在購入できるビーコンは多種多様にあります。
さて何を買おう?
と、そこで自分がビーコンに求める条件を挙げてみました。

1.捜索範囲が広い
2.デジタル3本アンテナである
3.複数捜索が可能
4.電池を複数本使用する
5.できれば安価
6.できればカッコイイ

「4.電池を複数本使用する」という事についての補足が必要ですね。
ただし、私個人が推測で考えた事であることを前提として聞いてください。
ビーコン、それもデジタル3本アンテナの解析をするマイコンを搭載した電子機器の安定動作には、安定した電圧が必要である事は想像に難く有りません。
雪崩捜索時にヤッケから取り出し、寒風にさらされ急激に温度低下をするビーコン。
これが電池1本で駆動しているビーコンでは、この急激な温度低下により電圧降下等を起こす事があるのでは?それによりビーコンの動作が不安定、また動作しないような事があったら?
それが電池複数本での駆動であれば、互いがバックアップして動作してくれる事が期待できます。

ということで、一般的なビーコンに使われている電池の数と、電池の重さを記します。
単三電池×1本駆動:23.5g
単三電池×2本駆動:23.5g×2本=47.0g
単四電池×3本駆動:11.4g×3=34.2g

電池の重量は、電圧の安定性と相関関係あると考えると(電池のシェル部の重さがあるので厳密な比較にはならないし、そもそもこの根拠も勝手な思い込みです)、

単三電池×1本駆動:23.5g
↓45.5%安定している
単四電池×3本駆動:11.4g×3本=34.2g
↓37.4%安定している
単三電池×2本駆動:23.5g×2本=47.0g


以上を踏まえ、カタログを見た時にデザインだけで「欲しい!」と思ったビーコン「オルトボックス 3+」を見てみます。
オルトボックス 3+(スリープラス)

すごくカッコイイビーコンです。
機能も、デジタル3本アンテナ、複数捜索対応は当然、さらに「高度な位置認識によってアンテナの位置を分析し自動的に最高の送信アンテナに切り替えます」という機能も天邪鬼的好奇心を刺激してくれます(推測ですが、一番水平に近いアンテナから信号発信をしてくれる、という機能じゃないかと)。
しかし、電池が単三電池1本である事、さらにこの事と関係すると思われる捜索範囲が約43mとやや狭い事で、選択肢から消えることになりました。
残念・・・。

ビーコンの検討②へ続く