【山行報告】白山 ハライ谷 山スキー

日時:1月10日(月)
メンバー:高橋、浅瀬
山域:白山 ハライ谷

天気予報は寒気の流入を告げ、お山はかなり冷え込みそうな気配。
昨日は白馬乗鞍岳に行き、天狗原から下を2本滑って「さあもう一本」といった所でシールが剥がれて、止む無く下山。
今日はどこに行こう?と2人で帰りの車中で話合う。
近場で、尾根ルートで、となると白山系ではかなり限られる。
「じゃあハライ谷でいいんじゃない?」

朝、ゴンドラ始発に合わせて一里野スキー場へ。
駐車場はガラガラで、レストハウス前に止めれた。悪天の予報にスキー客の出足も遅いのか?

500円のゴンドラ券を買って、ゲレンデトップへ。
昨日と思われるトレースがうっすらと見えるので、使わせてもらい、サクサク進む。

大ちゃんが珍しく遅れ気味。
「タバコを辞めて心肺系は回復してきたけど、太ももの筋肉が落ちた~」
山行ってないもんね。ガンバガンバ。

上部林道から檜峰の先のコルへと上がる。
先のトレースのルート取りがなかなか上手く、アップダウンが無いように巻き上がっている。
「これ、俺だったらさっさと尾根上に上がっちゃうね」と感心。
トレースは上りルートをそのまま下ってきてるが、雪が深くてシカリ場の分岐は断念したのかな?アップダウンもあって大変だろうに。
9:33 上部林道
10:38 尾根をラッセル

天候も思ったよりも良く、時折青空なども覗く。
白銀に輝くブナ林の中にトレースを刻む無常の幸せ。
10:49 時折青空ものぞく。あーしあわせー

しかり場の分岐から、お宮さんまで移動し、休憩。
これでもう安心だ、下りは尾根ルートをかっ飛ばすのみだね。
と、気が緩んだか、上部で尾根を間違えて、枝尾根から谷筋に向かってしまった。
マズイマズイ、と50m程登り返すが、途中でシールが剥がれてきてこの50mが思ったよりも難儀してしまう。

慎重に下ろう。
尾根筋の雪は昨年よりも少なく、所々ブッシュも覗き、あまり快適とは言えない。
それでも尾根を忠実に下り、最後はトラバース気味に林道に降り立つ。

あとは林道を漕いで、一里野スキー場に帰着。
ハライ谷、舐めちゃいかんですな。