【山行報告】黒姫山 東尾根

日時:平成23年2月5日(土)
山域:妙高 黒姫山 東尾根
メンバー:横田、高橋、吉野、浅瀬

この週末はどこにする?と話しているところで、東京の横田さんからTel.
「週末一緒に山スキーに行きましょう」
東京と石川とでうまく合流できるエリアは・・・、と言う事で妙高エリア、その中でも超クラシックルートといえる、黒姫山 東尾根に。
曰く、「クラシックルートは裏切らない!」

朝、黒姫高原スノーパークのリフト時間じ合わせて5:00出発、7:30に信濃町ICに到着。意外と妙高って近い。
そして無事東京からの横田さんとも合流。(4:15に出てきたとのこと。こちらも意外と近いです)

8:30 第1リフトに乗る。しかし上に行くリフトがまだ運転しておらず、しばし待機。
リフトの標高差と始発時間を考えると、さっさとシールで登った方が早いかな、とは思うが、ゲレンデをシール登高してスキー場に迷惑を掛けてはイカンです。
さらにひいては、ゲレンデを利用させてもらっている多くの山屋さんにも迷惑を掛けることになります。

リフトトップには我々が一番乗り。


高橋君は新しく購入したスーパーファット板にCollTexのシール(グルーを使わない新しいタイプのシール!)を貼り付ける。
「今年のこの雪の多さはスーパーファットだろ!」
いいなー、新しい板欲しいよ。
と、自分の約6年ものの板を見るとビンディング取り付けのネジが外れかかっている!
慌てて締めなおしたが、どうやらねじ込みがバカになっている様子。私の板も更新時期かな・・・

リフトトップから上部の休止中のゲレンデ跡に数日前のトレースを上に伸びる。
そのトレースを使わせてもらい、ヤケにシールが滑る雪質に一同難儀しながらゲレンデ跡トップに登り上げる。


天気もこの時点では良く、野尻湖も足下に一望。
そして10名ほどの山スキー屋さんの列も後ろに続く。

11:35、尾根通しで稜線に上がり

12:05、黒姫山山頂に到着。
我々が一番乗り!と思ったら南尾根からの単独行の方が居た。
早いですねー!とお話したら先週も単独ラッセルで山頂に立ったとの事、スゴイですねー!と感心する。

この方に七ツ池に滑りこむシュート地形を教えていただき、こちらへ一本行く事に。
なるほど、これは山スキー向けの良い斜面ですな。
しかし雪はこの標高にしては表面がクラスト気味でちょっと残念。
パウダーだったらなー

雪に埋まった七ツ池で休憩し、鞍部に向けて登り返し。この頃から雪が舞い始めた。
13:30、鞍部から1396尾根の左手を狙って滑りこむ。
上部の谷地形は雪は重めだったが、尾根に入ると雪が軽い事を発見。
それからは尾根を狙いながら高度を下げていくと、山スキーに適した疎林と斜度が現れ、一同歓声をあげながら下っていく。

最後はトレースに助けられながら、ゲレンデに無事滑りこむ。
14:40、車に帰着。

クラシックルートに間違い無し!
白山の藪山もいいですが、たまにはクラシックもいいですな。