2011年5月25日水曜日

震災ボランティア

日時:平成23年5月21日~22日
メンバー:計7名 (金沢チーム)鮎川×2、大阪、浅瀬、(福井チーム)3名
活動場所:宮城県本吉郡南三陸町歌津



 今回一泊二日のボランティアで宮城県と岩手県の県境に近い歌津地区に行ってきました。
新聞・TV等で報道される地震・津波被害の映像で、いかに自分が『知ってるつもり』でいたのか、思い知りました。


GWに県のボランティアバスで石巻に行かれた鮎川さんから、「ボランティア行かんけ」とのお誘い。
ずっとボランティアに行きたいと思っていたので、自分たち山屋は力仕事ならしますよ!と、震災ボランティアに参加表明。

20日(金)小矢部川SAで福井チームと合流、ミーティング後22:00出発。
高速道路は、東北自動車道に入るとボランティアに向かう車がいっぱだ。

今回お世話になる『RQ』の現地本部(宮城県登米市)に入り、「歌津地区に行って欲しい」と指示を受けて移動。
歌津に向かう道中、さっきまで普通に走っていた道路の脇に、電柱が倒れている。
「え?これ津波で倒されたん??」
もちろん海などまだまだ見えない。
「こんなところまで津波が襲ったのか!」と愕然。
歌津に近づくにつれ、津波によりなぎ倒された町並・港湾・道路・線路が目前に拡がる。
いや、津波が全て飲み込んだ後の泥田が拡がるばかりだ・・・。

9:00 歌津のボランティアセンター着
「道路脇の津波の漂着物を片付けて欲しい」
え、泥かきじゃないんだ。
「皆さんの心の復興の為にも、普段目にする箇所をキレイにするのも大事なんです」

基本的に2日間、山の斜面を上り下りし、木の上に引っかかった漂着物を片付けし、時に写真やハガキなど『思い出の品』を回収する。
作業を終えて振り返ると、漂着物で溢れた山肌や道路がキレイになった事が分かる。
確かに、ポッと来た我々でも片付いた道路を見ると復興に向けて少し歩みが進んでいることを実感する。
きっとこうした積み重ねが『心の復興』に繋がっていくのだろう。小さくともそのお手伝いが出来た事を素直に嬉しく思う。

ボランティアセンターも、同じくボランティアで集まった方々の運営で手作り生活改善中で、我々もイスを製作し、道路砂利をひき、雨溝を掘って協力する。

他にも、『思い出の写真』をクリーニングする班を立ち上げ、ボランティアセンター運営(総務、食事)のお手伝いなど、手探りの中、力と知恵をだしあって運営している様子。

ボランティアに行く前は、「我々に出来る事はせいぜい力仕事くらいだ」と思っていたが、実際に行ってみるとボランティアの仕事は雑種多彩で、誰もが何かしら出来る事がきっとある。

そしてボランティアの人も言っていたが「とにかく一度現地を見て欲しい」と思う。

RQホームページ
http://www.rq-center.net/



車中から撮影した津波被害の跡です。
被災した地は、沢山の方々が生活をしていた土地であり、そして今なお多くの行方不明者がいます。
そのような地であまりに無遠慮に撮影する姿を、そこに住む方々がどのような感情で見ているか想像して欲しい、と言われました。また実際にトラブルもあったそうです。
皆さん、気をつけましょう。ここは決して観光地ではないのです。

 歌津地区のボランティアセンター

2011年5月18日水曜日

【山行報告】猫又谷 県連交流山行

日時:平成23年5月15日
山域:北ア 猫又谷

参加者:計17名
めっこ山岳会 8名
金沢ハイキングクラブ 5名
チャムラン山の会 2名
白山フウロ山岳会 2名

石川県勤労者山岳連盟の行事「会間交流山行」
めっこ山岳会の主管として、雪山(山スキー)入門を計画しました。
当初はブナグラ谷~赤谷山を計画しましたが、先週偵察時には繋がっていたスノーブリッジも、その後の雨、それも日本各地で5月の最高雨量を更新(!)などといった春の雨では通行は危ういと判断し、山域を急遽変更。

朝、金沢で集合して魚津ICへ。
片貝林道から南又谷林道への道は思ったより先まで除雪が進んでおり、3km程先まで車で入ることができました。
助かったー


 7:50出発
 スキー板やボードを担ぐ者、ツボ足組とでスタートです。
じきに雪が出てきて、山スキー組はシールで歩きます。
10:10 目指す猫又谷がみえてきました
天気は良く、春の声を聞きながら林道を歩くのも気持ちがいいです。
けど思ったよりも長かった・・・
10:30 いよいよ猫又谷です
雪は多いのですが、雪解けも早いようです
風邪あけで少々バテぎみの様子、ヤワヤワ行きましょう
さすがに人数が多いため足が揃わず、途中からパーティを2つに分ける事にしました。
コルを目指す「ガンバ班」と、
適当な所でいいわーという「ヤワヤワ班」です。

「ガンバ班」はコルを目指してガシガシ行きます。
「ヤワヤワ班」は休憩中♪

今回の計画は「行けるところまででOKですよ」というやわーっとした計画です。
ヤワヤワいきましょう。

14:29 ガンバ班がコルから滑り降りてきました
猫又谷は明るくてデブリも少なく、山スキー向けの谷です
沢山の山スキーヤー!これが1パーティーとは!!
猫又谷をバックに山スキー組の記念撮影です
そして取り付きの堰堤で、全員で記念撮影
下りは林道を滑り下り、無事車に帰着しました。
参加された皆さん、楽しまれたようで良かったです。
お疲れさまでした。

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2011年5月10日火曜日

慰霊碑

白萩川林道を歩くと、たくさんの「慰霊碑」「レリーフ」が目にとまります。
小窓尾根や早月尾根、立山川などで遭難された方々
遭難した子、友人の無事を祈りながらも、生還した姿に再びまみえる事がかなわなかった時、
かの人の生きた証を残したい、小さくともその足跡をそこに刻みたい、との悲しい思いがレリーフとして残されるのでしょう。

多くは戦前のもので、
10代から20代と若く、
今はもう訪れる人も絶えたと思われるレリーフも、
缶ジュースと線香が供えられたレリーフもあります。

山でこのようなレリーフに出会うたび、かの人はどんな人生を歩んだのか、想像を巡らせ、静かにひとり手を合わせるのです。














会間交流登山 下見

日時:平成23年5月8日
山域:ブナグラ谷下見
ゴホッ、ゴホッ
ウー風邪を引いたようです。

石川労山の「会間交流山行」としてブナグラ谷~赤谷山に来週末に行くため、スノーブリッジが繋がっているからの下見。
本当は下見がてら山スキーでも、と思ってたのですが、前述の通り「ゴホッ」。
大人しく下見だけしてきましょう。
 
馬場島到着。
天候はいまいち。
上空はガスが立ち込め視界はナシ。

 
白萩川への林道入り口
デーンと重機が立ち塞がる。

 
林道にも雪がまだまだ残りますね。
昨年来た時は車で入れるくらいだったのに、今年は雪が多いです。
シールでも行けそうな程
 
白萩川を渡ります
雪解け水が轟々と流れ、山にも遅い春が訪れつつあります。

 
ブナグラ谷への橋
ここは例年の如く落とされてます

 
スノーブリッジの偵察
ここのトラバースは長靴では少々緊張しました

 
対岸から
雪がバックリと割れてます
会間交流山行では、ザイルでルート工作をしたほうがいいでしょう
もしこの1週間で雪が大きく溶けたら、このルートは使えなくなります
別の案も考えておかないと・・・

2011年5月6日金曜日

【山行報告】黒部源流山スキー〜黒部源流のいいとこ滑り転じて薬師沢集中滑降〜

日時 2011年4月29日~5月2日
メンバー 高橋、浅瀬

概要
自身2年ぶりの春合宿。あこがれの山域を舞台に気合いを入れて計画を立ててみたものの、春の天候は思い通りにいかず。
終わってみれば、薬師沢集中滑降といった形に納まってしまい、天候に、そして尾根のアップダウンに泣かされた山行でありました。

行動記録
□4月29日 飛越トンネル手前1100m付近8:00~飛越新道登山口~寺地山~北ノ俣避難小屋BC13:30

 前日、例会のため二人とも準備に時間がかかりかなり寝不足な状態で入山する。天気予報ではそこそこの天気であるはずであったが山が近づくにつれて怪しくなる。林道からしばらくすると既に多くの登山者が入山しているようであるが、予想よりも早くに車で入れなくなりトンネル手前1110m付近より雪のない道を板と荷物を担いで歩くことになる。1300m付近より雪がつながりだしシール登高とし、トンネルまでは1時間30分のアルバイトであった。
 飛越新道は、2年前の3月に一度挑戦しているが、その時も長い林道歩きとアップダウンの尾根歩きにやる気をそがれたことを思い出す。小さなアップダウンが、寝不足な上、久しぶりの全装歩荷に息をあがらせ、仕舞には風と雪が強まってきたことから避難小屋で行動を中止することにした。この日の避難小屋は大盛況であり、到着が送遅れた僕たちはテントをはることにした。なお、小屋には水場があったためガス玉の節約ができ助かった。


いざ出発!!

□4月30日 BC6:20~北ノ俣岳8:30~薬師沢左俣↓~薬師沢出合9:20~薬師沢中俣右谷↑~太郎平小屋11:30~シンノ谷源頭横断~BC12:30

 翌日の天気が崩れることが高い確率で予測できたため、ベースを無理してあげることはせず、避難小屋をベースにすることにした。そして、この日は黒部五郎まで足を伸ばそうと試みたのだが、予報とは裏腹に天候悪化が早まり、北ノ俣岳頂上に風に吹かれみれば、五郎への道は閉ざされてしまったのであった。
 このままベースに戻るのだけは避けたい一心で、稜線上よりも風の弱そうな薬師沢左俣に滑り込んでみる。一旦谷に入ってしまえば風を避けることができ、意外と快適な新雪滑降を楽しむことができた。地形図上の滝場も埋まり、そのまま快適な滑降を続け薬師沢出合まで滑り込むことができた。
 当初、ベースキャンプ設営地の予定であった出合の雰囲気はすばらしく、さらに雪が割れてあらわれた淵には岩魚がうようよしており、釣竿をベースにおいてきたことを後悔する。
 しばし休憩後、中俣の右谷を登り返し始めれば、左俣の途中からトラバースしてきた先行者がいたらしくそのままトレースを利用させていただく。1時間ちょっとの登りで太郎平小屋に到着したころには天候はかなり悪化してしまっており、薬師岳からの撤退組と一緒になった。小屋の人から今からさらに荒れるだろうとのアドバイスを頂き、ベースにもどるには稜線沿いに進むには風が強すぎることからシンノ谷源頭部をトラバースする作戦を試みる。結果的には、トラバースのおかげで行動時間を短縮することができ、雨、雷の本格的な襲来をかろうじて免れることができ、そのまま避難小屋にその名のとおり避難したのであった。

 
北ノ俣岳山頂        薬師沢左俣 

薬師沢出合
  

北ノ俣岳山頂からのリポート

□5月1日 停滞

 終日、雨風が強く、小屋にて停滞。停滞中、これから槍ヶ岳まで縦走を予定している東京から来た御大と一緒に、林業談義などをしつつ小屋でごろごろする。ちなみに御大はかつて学生の頃に縦走したルートを退職後、病気で亡くなった当時のパートナーかつ親友との思い出とともに、単身でつなげようとしているらしくそのひたむきな姿に感動を覚えたのであった。

停滞中zzzz

□5月2日 BC5:00~シンノ谷源頭横断~太郎平小屋7:00~薬師岳9:30~薬師沢右俣↓~薬師平11:30~太郎平小屋12:30~北ノ俣岳13:30~BC14:20~寺地山~飛越新道登山口16:20~飛越トンネル手前1100m付近17:10

 日数もないにも関わらず、前日よりうだうだ寝てばかりだと気持ちばかりがはやってしまう。飛越新道の下りは、そのアップダウンの多さから一筋縄ではいかないことが想定され、遅くとも13時にはベースに戻るつもりで小屋を出た。
 太郎平小屋までは、前々日に開拓したトラバースルートをたどり時間短縮を図り、小屋についた頃には薬師岳への見通しも良くなっていた。ただし、前日降った雨が雪面をスケートリンクのように固めてしまっておりクトーのない僕は登りに難儀する。ついに、避難小屋の手前からは板を担ぎ、ゼーハーいいながら頂上に立つことができた。
 山頂では、先行パーティーと一緒になったが、このパーティーは金作谷に滑り込み、黒部横断を試みるという。確かに、ザックの背にはわらじが装着されていた。が、カチコチの急斜面を滑り込む姿は見ている方がおそろしく、自分たちの滑降ルートも北面の鳶谷はあきらめて、日が当たり幾分か柔らかくなっているだろう薬師沢右俣にとることにした。
 できるだけ源頭から滑ろうと試みたが、ゆるみきらない斜面に恐れをなしたパートナーはエントリーポイントをずらし、一人カチコチ斜面にターンを刻む。しばらくすべれば快適な滑りとなるが、振り返るとパートナーは見慣れた「せみ」姿となっておりしばらく決心がつくであろう時を待つことになる。
 標高差にして300mほど滑り込み、できれば出合までいって中俣を登り返したかったが時間がおしていたこともあり薬師平につながる支尾根を登り返す。薬師平からは快適な滑降が続き、一気に薬師峠まで滑り込む。
 時間の都合上、再度トラバースルートでベースに戻る案もあったが、北ノ俣の西面を滑らねば後悔すると思い、疲れた足にムチを打ちつつ300mの登り返し後、休憩もとらず西面へドロップイン。雪も十分にゆるみ、適度な傾斜はまるでゲレンデのようであった。標高差にして600mを、登りの登山者の間をぶっちぎり5分ほどでベースに戻る。
 ベースにつくと、休憩もほどほどにそそくさと下山の準備を済ませ、懸案の飛越新道の下降にかかる。丸1日行動して、なおかつ全装を担いでの細尾根登り下りはなかなか厳しいものであり、結局林道にでるまえシールを外すことはなかったのであった。
 林道に出てからやっとでシールを外し、尾根よりも林道の方がが快適に下ることができたのであった。雪の切れた林道は板を担ぎ、人気のなくなった駐車地点で、久しぶりの12時間行動となった今回の合宿を終えたのであった。

薬師岳山頂         薬師沢右俣

 
北ノ俣岳西面        お世話になった避難小屋

無事下山・・・




太郎山からのリポート

その他の写真格納庫

【山行報告】乗鞍 山スキー

・日程: 2017年12月3日 ・メンバー: K、K村、M井(フウロ) 先週山スキー消化不良だったKさん、M井さんと乗鞍へ。 Kさんの計画書の目的は「運動の一環」!。 Kさん、M井さんは新しい用具のチェックも兼ねる。 先行者を見送ってマッタリと 8:...