日本雪崩ネットワーク主催「アバランチナイト」

日時:2013年12月14日(土)
場所:富山県 国際会議場
主催:日本雪崩ネットワーク


日本雪崩ネットワークが主催する「アバランチナイト」に参加してきました。
当会からは、私を含め4名が参加。
また、他会の方など知った方も何名も居ました。

短い時間ながらも、雪崩について気をつけるべきことを説明してもらい、大変に面白い講演でした。
又、先月、立山 大走沢で発生した雪崩事故についてもお話が聞け、これも大変に興味深く伺いました。
①11月10日に気温が上がり高所でも雨が降った。これにより最下層にハードスラブが形成。
②その後、一度気温が下がり、11月16・17日は晴天に。
③その後、11月22日まで大量の降雪。
今回の大走沢で雪崩れた弱層は、①の上に形成されたコシモザラメ。
観察地点でも180cmも深い所にあり、通常にピットを掘ってテストをしたのではおそらく雪崩の危険性は察知出来なかったであろう。
高所で弱層が長期間にわたって保存され危険性が持続する「持続型スラブ」という言葉も初めて聞きました。


報告:A瀬