2013年12月27日金曜日

【山行報告】平湯周辺 山スキー

正月前のクリスマス3連休、足慣らしもかねて平湯周辺に山スキーとしました。

山域:平湯 猫岳
日時:2013年12月22日
メンバー:S田、A瀬、K、H三、F島
タイム:
8:30 国道脇スタート
10:25 夫婦松
12:15 乗鞍スカイライン猫岳コル取り付き
13:15 猫岳山頂
15:40 下山


北陸の天気予報は悪い、が、南に行けば少しはマシでしょう。
金沢を出て、途中から雪。安全運転で平湯到着は遅くなってしまった。
「あっ、ヤッケ忘れました」
「なに?」
「とりあえずダウンジャケットを着て、行けるところまで行きます」
道路脇の駐車場に車を停め、久手牧場からスタート。
雪はたっぷり多く、先行者のトレースに乗って順調に高度を上げていく。
上部はガスが出てきて、乗鞍スカイラインから 猫岳のコルに上がる所から強風に叩かれ視界も悪い。
なんとか頂上に立ち、シールを剥がし、視界が悪いなか慎重に下る。
気温は低く雪質はパウダー。
途中の平坦地などではスプリットボードは難儀しながら、無事に下山。
「ユニクロのダウンって実はすごい性能ですね」
イヤ、それはお前だけだって。
「平湯の森」で温泉に浸かり、カツ丼を食べ、平湯バスターミナルでテントを張って小宴会。





けっこうな強風です。寒い!


下りは夫婦松から間違って乗鞍スカイラインのトレースに乗ってしまいました。



山域:平湯 十石山東尾根
日時:2013年12月23日
メンバー:S田、A瀬、K、H三、T田
タイム:
9:00 白骨温泉 乗鞍スカイラインゲート
13:35 十石山 山頂
15:50 下山

F島は昨日帰り、T田さんとは朝に合流。
出発に手間取り、白骨温泉の 出発地点を捜すのも手間取り、乗鞍スカイラインのゲートを出発は遅くなってしまった。
昨日とはうってかわって無風快晴。
スカイラインから分かれて登山道に取り付く所は分かりにくいが、昨日のツボ足トレースに助けられる。
急登の尾根取はジグを切って登る。ドンドン登る。ふー、2日目は足にきますねー。
途中のh=1810の台地状は、下りはシールかな?
順調に高度を上げて行くと素晴らしいスカイラインが望めるようになり、皆テンションアップ。
「ウォー、あそこ行きてー」と、疲れた体にムチを打って、頂上到着。
槍穂、乗鞍が至近にそびえ立ち、遠くは南アルプスに白山。見渡す限りの大展望!サイコー!!
上りトレースを外さないよう、歓声を上げながらドンドン滑っていく。
途中の平坦地はシールをつけ、上りの急登も下りは山スキー向けの斜面。
終日気温が低く、どこまで滑りおりても雪質は最高。
イイ山行でした。


シールトラブルにはバンドで対処です。

 









下山後は、平湯の民俗資料館の温泉に入浴しました。


個人的に、ラッセルもスーパーファットだと楽々、滑りも楽々、とスーパーファットが大活躍してくれたのが最高にウレシイ。
しかし両日共、出発があまりにも遅かったのが反省点です。

2013年12月21日土曜日

MAMMUT PULSE Barryvox  バージョンアップ

MAMMUT PULSE Barryvox(マムート パルスバリボックス)のバージョンアップが発表されました。
  http://www.mammutstore.jp/news/2013/11/pulse-barryvox.html

Ver.3.20 → Ver.4.00
『十字検索の補助機能がよりパワーアップしました。
プロービングの指示を出す画期的な機能を搭載。
また、最初にキャッチする電波の距離も伸び、方向の精度もあがりました。』
かなりビーコンとしての精度がアップしたようですね。

 ということで、好日山荘にバージョンアップを依頼(3,150円)し、約2週間で戻ってきました。

一般に、デジタルビーコンは定期的にバージョンアップが発表されます。
基本的には前のバージョンでも大きな問題は無い筈ですが、もし雪崩事故に遭った時には、1分1秒が生死を分かちます。
道具の僅かな優劣で救う可能性を上げることが出来るのだとしたら、と考えると、自分が持つ道具には責任を持ちたいと思います。

報告 浅瀬

「救助用担架」の説明会

石川労山の救助隊『ベルクバハト』で、「救助用担架」を購入しました。
一度使い方の説明をした方がいいですね、という事で、労山事務所で簡単な説明会を行いました。

ハードシェルで要救助者を包みこみます。
これで「吊り下げ」や「引っ張り搬送」ができます。

しかしこのシェルを入れるザックが、チャッチイ。
バカでかいのは仕方ないですが、縫製と構造が雑。
このザックを背負って山道を歩いて要救助者の元に駆けつけようとしても、途中でザックが破損するのでは?
ザックごと背負子に括りつけた方がいいでしょうね。

2013年12月15日日曜日

日本雪崩ネットワーク主催「アバランチナイト」

日時:2013年12月14日(土)
場所:富山県 国際会議場
主催:日本雪崩ネットワーク


日本雪崩ネットワークが主催する「アバランチナイト」に参加してきました。
当会からは、私を含め4名が参加。
また、他会の方など知った方も何名も居ました。

短い時間ながらも、雪崩について気をつけるべきことを説明してもらい、大変に面白い講演でした。
又、先月、立山 大走沢で発生した雪崩事故についてもお話が聞け、これも大変に興味深く伺いました。
①11月10日に気温が上がり高所でも雨が降った。これにより最下層にハードスラブが形成。
②その後、一度気温が下がり、11月16・17日は晴天に。
③その後、11月22日まで大量の降雪。
今回の大走沢で雪崩れた弱層は、①の上に形成されたコシモザラメ。
観察地点でも180cmも深い所にあり、通常にピットを掘ってテストをしたのではおそらく雪崩の危険性は察知出来なかったであろう。
高所で弱層が長期間にわたって保存され危険性が持続する「持続型スラブ」という言葉も初めて聞きました。


報告:A瀬

【山行報告】鹿島槍ヶ岳

日時:11月19~20日
エリア:鹿島槍ヶ岳
目的:テント泊練習 冬鹿島槍偵察 天候判断の練習
メンバー:K村

11月19日
西俣出合から雪は締まっており登りやすかった。トレースのあとをたどった。


高千穂平に出ると景色が綺麗だったが鹿島槍山頂だけガスがかかっていた。

2200mあたりから柔らかい雪になった。

赤岩尾根の分岐に向かう谷からは雪面を蹴って足場を固めながら、トラバースした。
(谷はトラバースしたらいけないと知っていたが、その上の稜線まで登ることができなかったので仕方なしに行った。)
立山側からの風が強く、まっすぐ歩けなかった。
積雪は足首あたりまであった。

冷池山荘に到着。避難小屋の中にテントを張った。

すぐ日が暮れ、お湯を作りながら手足を温めたが、冷たいままだった。
小屋の中だから寒くないだろうと思ったが普通に寒かった。凍った毛手袋は一晩中凍ったままであった。
次の日の天候をと、留守宅に電話をいれたら幸運にもつながった。明日の天候は、ほぼ曇りという声を聴いて電池が切れた。電池は寒さに弱いのだとわかった。
食事は肉野菜炒めのペミカンを温めなおして摂った。汁物にすればよかったと反省。
外は台風かと思うような風の音が絶え間なく続いていた。

11月20日
4:30起床、朝食を摂る。
6:00出発と予定していたが、真っ暗なので日が出るまでまった。
明るくなって外をのぞくと、鹿島槍の方は真っ白で何も見えなかった。山の天候は回復しないだろうとわかったので、下山にかけることを決めた。

アイゼンをつけ、8:00に小屋を出た。昨日のトレースはほぼなくなっていた。
冷乗越は立山町からの風がひどく右ほおが痛い。
赤岩尾根の分岐でホワイトアウトにあう。道がわからないので、コンパスを頼りに夏ルートをたどった。

ここから2つの谷をトラバースした。1つ目は無事にクリアしたが、2つ目で表層雪崩を喰らった。20m先の地面が湾曲に割れた瞬間、いっきに足元がすくわれ、身体は埋まらなかったので助かった。

ピナクルへ登り、その北側をトランバースし、赤岩尾根に着いた。ここから尾根伝いを下る。
昨晩からの積雪はふとももまでの深さで、昨日の締まった雪道が嘘のようだった。ラッセルしながら下山。
高千穂平前で赤札を見失って谷に迷い込み、やばいやばいと思いながら登り返し無駄な体力を消耗した。あやうく遭難しかけた。

西俣出合に到着し、アイゼンをはずす。あとは退屈な林道をひたすら歩く。
ゴールのゲートで待っていた車は60cmほど雪を被っていた。


【悪かった点】
雪崩対策、知識がなかった。
雪崩と下山のルートミスが怖い。

おわり

2013年12月9日月曜日

西穂高岳 独標までアイゼントレ

日時:2013年12月7日(土)
山域:北ア 西穂高岳 独標
メンバー:A瀬、U島、F島、K村、H三


この時期の西穂アイゼントレは恒例行事のようなもの。
本当は泊り山行にしたかったんですが、都合が悪くてダメ。ちょっと残念です。

ロープウェイ始発は9:00と遅い。(昔はもっと早かった。)
10:05 頂上駅からトレースに従って歩き始める。
風もない樹林帯をサクサク行く。日帰り装備は軽いわー。

11:05 西穂山荘へ。
周りを見るが例年より雪が少ない。あれ?もっと降ってると思ってたんだけどな。

アイゼンを装着。
まだまだアイゼン歩行に不安があるメンバーなので、
「アイゼンは八の字にして」「岩に引っ掛けないように足を持ち上げる気持ちで」「意識して歩けばカラダが覚える」と簡単にレクチャーして歩き始める。
丸山からは風が強い中、独標まで。
本当はこの先、西穂高岳まで行きたいが、時間も無いしアイゼントレ不足もあり、ここから下山。




西穂山荘の前の斜面を使って、滑落停止なども訓練。
滑落停止は何度も何度もやってカラダで覚えるしかないのだよ。
自分もそうやって教えられたもんです。

報告:A瀬

2013年12月1日日曜日

【山行報告】安房峠 山スキー

日時:2013年12月1日
山域:平湯周辺 安房峠
メンバー:A瀬

折角の日曜日、しかし北陸の天気予報はヨロシクない。
こんな時は少しでも南へ、、、となると平湯周辺です。
山に雪は降ったというもののまだまだ少ない、できるだけ標高を稼ぐ手段としては林道を活用するというのがセオリー。
という事で、実は車でも通ったことのない安房峠へ行ってきました。
標高を上げれば雪も出てくるでしょう!

単独では朝の出発が遅れ気味です。いかんな~
7:15  アカンダナ駐車場入り口脇ゲート出発

林道の雪は思ったより少ない。
標高h=1300あるので、もう少し期待していたんだけど・・・
それでも最初からシールで歩き始める。

しばらく行くと、熊の足跡が。ゲッ、山では一番会いたくないお友達です。

エッチラオッチラ安房峠の林道を行きます。
静寂に包まれた林道歩きというのもコレはオツなものです。

途中、「篠田無然遭難の碑」を目にする。
どなたか知らないが、かつてこの安房峠を越えようとして亡くなった方の遭難碑なんだろう。
と手を合わせる。
(下山後ネットで調べてみたところ、大正時代に平湯周辺で活動した社会実業家だという。平湯温泉には資料館もあるという。行っておけばよかったなー)

標高を上げていくとすこしづつ雪も増えてくる。
が、 ヤブが埋まるほどではない。
本当は林道から途中で尾根に取り付こうと計画していたが、仕方ない、大人しく安房峠までのピストンにしましょう。


10:00 安房峠到着。

少々風が強いです。
雪も少ない。
さて、帰りましょう。
帰りはトレースを伝って下山です。
11:10 車に帰着。
 
 この安房峠は永らく飛騨地方と松本を結ぶ交通の要所として活躍し、また多くの山屋さんも通った歴史の道であったといいます。
が、冬季には雪に閉ざされ交通が遮断される事から、1997年12月に悲願だった安房トンネルが開通。
私自身、なんども安房トンネルを抜けていますが、安房峠を越えた事がなく、前から興味があったので、パートナーが見つからず単独行になった事を幸いに記録にもならない趣味の山行を計画してみました。
それなりに想いにふける事ができる味わいのある山行になったかな?

報告:A瀬