山行報告:立山合宿(前半)

5月3日~6日(前半組)の立山合宿の報告をいたします。

メンバー:S田、U島、H三、Y田

3日:
6:00頃、立山駅にて岩手県から参戦されるY田さんと合流。

8:30頃、室堂に到着。
そのとき天気は快晴。
意気揚々と雷鳥沢のテン場に向かい、テントを設営する。
しかし徐々に雲がかかり若干の不安が…。
とりあえず剣御前小屋まで行き、そこから判断することとなる。
徐々に視界が利かなくなり、ほぼホワイトアウトの状態に。
おまけに雨…。
どうしようもないので雷鳥沢まで戻ることに。
視界がほとんど利かないので、ゆっくり降りていたが、S田さん、H三君が高さ数mはあろうかという雪庇から転落する。
2人とも大事には至らなかったが、H三君のスマホが行方不明に…。
そして、視界不良と雨の中、ビショビショになりながら雷鳥沢のテン場に到着。
マーボ豆腐を堪能し、身も心も温まったところで就寝。 4日:
5:00に起床。
天気は晴れ。朝食を済ませ、予定通り真砂沢を滑り、剣沢から登り返すルートを選択する。
途中でチャムラン山の会のメンバーと遭遇し、一緒に剣御前小屋を目指す。
約2時間ほどで剣御前小屋に到着する。

昨日は見えなかった剣岳がドンと構える。
その後、チャムラン山の会のメンバーと別れ、別山を経由し真砂沢のドロップポイントに到着。
ここで一斉にドロップインする。
雪質は柔らかいザラメで非常に滑りやすく、思い思いのシュプールを描く。
もう最高であった。
約30分ほどで剣沢との分岐に到着。
その後は地獄の登り返し…。
約3時間を要し、剣御前小屋に到着。

そこで4日入山のA瀬さんとバッタリ合流することができ、雷鳥沢を滑る。
ラジオで翌日の天気を気にしながら、晩飯をいただく。 5日:
視界は利いているものの、どんよりと曇り空。
「山崎カールの下部を滑れたらなぁ」と思いながら携帯で雨雲の状況を確認すると、嫌な状況。
おまけに雨音が…。
ここで前半組(3名)は撤収を決意する。

7:00頃に雷鳥沢を出発。
ここからは順調にバスを乗り継ぎ、9:30頃には車に到着し、前半組の山行は終了となる。