山行報告】谷川・仙ノ倉谷東ゼン

9月の3連休は谷川の登攀予定でしたが、台風接近で中止とし、前泊日帰りで谷川の沢を登って来ました。

 日時:平成29年9月16日(土)<前夜泊>
 山域:谷川・仙ノ倉谷東ゼン
目的:沢登り
 メンバー:S田、Kた、T原

憎き台風の接近で、せっかくの3連休、谷川登攀を中止し、土曜日帰りの沢登りとしました。
前夜石川を発ち、最寄り道の駅にて前夜泊。夜は意外に星が出ていて、明日の天気に淡い期待をし、仮眠する。しかし、朝起きると、空一面雲に覆われていて、期待を悔やむ。
スマホのナビにセットした目的地が違い、少し戻る事となり若干のタイムロス。それでも予定より、1時間ほど早く出発する事ができた。

 平標新道を行き、大根下シ沢から入渓。しばらくすると東ゼン出合に着く。ここで先行パーティーに追いつく。雨予報で、ここで引き返されると言う。我々は予定通り東ゼンへ。
すぐに大きめのナメの滝が出てくる。岩は滑り「コエーコエー」言いながら登る。
 右に中ゼンと出合う。中ゼンは登れなさそうに見えるほどスラブ。
そして核心、60mの2段大滝が現れ圧巻!ロープを出し、2ピッチで中段に登るが、安全をみて、上段は左から巻く事とした。しかしそれも、木や藪に阻まれ難儀する(^^;しばらくはナメや小滝が続き、いくつか大きめの滝は見応えアリ。そこはロープを出して越える。岩は総じてヌメっていて滑る。

 源頭部は背丈ほどの笹をヤブ漕ぎし、稜線に出る。
ガスが出て、展望はほとんど無かった。
 山頂付近は少し紅葉していた。
 帰りは急な平標新道を降りた。笹などが刈り払われていたが、その笹の葉が滑り何度もコケる。ここが意外と手強かった。
 台風の影響で気温も低く、少し寒い沢登りとなりました。